バタバタしてたら「あっという間に1日が終わってしまう」、そんな生活を送っていませんか?
自分の時間を楽しみたい、他のことに時間を使いたいと思っても
- ゆとりがない
- 時間がない
など、悩んでいる方は多いはず。
ゆとりのある生活を送るためには、「減らす」を意識することが重要です。
今回は、「減らす」をキーワードに、忙しいサラリーマンのための時間節約術をご紹介します。
服を減らす

毎朝「なにを着て行こうか」など、悩んでいませんか?
朝の5分、10分のちょっとした時間ですが、1年間で見ると1日5分で約30時間/年、1日10分で約60時間/年の時間を費やしていることになります。
女性の場合だと、なんと1日平均17分も時間をかけているそうです。
Appleの創業者「スティーブ・ジョブス氏」や、Facebookの創業者「マークザッカーバーグ氏」など、世界的成功者が毎日同じ服を着ていることは有名な話ですね。
ではなぜ、成功者と呼ばれる人たちは「毎日同じ服」を着るのでしょうか。
それは「服を選ぶ時間がもったいないから」との理由です。
世界的成功者の例は極端ですが、着る服を限定することで
- 悩む時間がなくなる
- 服を買わなくていい
- クローゼットがスッキリする
など、時間だけではなく、お金も節約できます。
でも「いつも同じ服を着てたら周りから変な目で見られるのでは?」と思う方もおられるでしょう。
安心してください。
他人はそこまで、あなたの服装に興味を持っていません。
あなたは昨日会った人が、何を着ていたか思い出せますか?
人の記憶なんてそんなものです。
洗い物を減らす

食器洗いにかかる時間を知っていますか?
主婦を対象に、アンケート調査を実施したところ、食器洗いにかかる時間は、1回あたり約19分、1日に2回食器洗いをすると約38分というデータがあります。
1日約38分を1年間で見ると、約231時間/年の計算になります。
ものすごい時間ですね。
この時間を節約するために「食器洗い乾燥機」という手もありますが、ここでは「洗い物を減らす」ことにスポットを当てて考えてみましょう。
食器洗いに時間がかかる理由として、一番は「洗う食器が多い」からです。
単純に考えて、洗う食器が半分になれば洗う時間も半分になります。
例えば、1人でコーヒーを飲むコップ、お茶を飲むコップ、ジュースを飲むコップなど使い分けていた場合、洗うコップは3つになりますが、これを1つのコップですませれば洗うコップは1つになります。
私は、コーヒーやお茶、ビールなどをすべて、1つのタンブラーで飲むようにしています。
食事の際も、おかずを別々の皿に盛り付けるのではなく、1つの皿に盛り付ける「ワンプレート」にすることで、洗う皿を減らすことができます。
また、食器棚に眠っている食器を処分すれば、食器棚もスッキリするし、余計な皿を使わなくてもよくなります。
洗う食器が減れば、シンクに山盛りになった大量の洗い物を見て、受ける精神的ダメージも少なくてすみます。
ちょっとした工夫で洗い物を減らし、時間を節約しましょう。
スマホ時間を減らす

日本人のスマホ利用時間は、平均2時間30分とされています。
1日2時間30分のスマホ利用時間を1年間で見ると、なんと約900時間/年です。
とんでもない時間ですね。
夜ご飯を食べてから寝るまでの間、スマホをいじってるってことありませんか。
このスマホの利用時間を減らすだけで、相当な時間節約になります。
サラリーマンの1日の自由時間を算出してみます。
- 睡眠時間:7時間
- 通勤時間(往復):2時間
- 仕事時間:8時間
- 食事(朝夜):1時間
- 入浴:0.5時間
- その他:1.5時間
合計20時間となり、サラリーマンの1日の自由時間はたったの4時間ほど
この4時間の大半を、スマホに費やしているなんてもったいないですね。
各種アプリの通知をOFFにすれば、スマホを意識する機会が減りますので、今すぐ通知をOFFにしましょう。
1日にスマホを使う時間帯を決めるのも1つの方法です。
持ち物を減らす

持ち物を減らすことで、時間を節約できます。
例えば
- 探す時間が減る
- 買う時間が減る
- 使う時間が減る
などですね。
身の回りが物であふれると
- どこにしまったか分からなくなる
- 探している間に他の物が気になる
- 物に意識を奪われる
- 結局探していたものが見つからない
- 新しい物を買う
- 買った後に出てきた
なんてことはよくある話です。
持ち物を必要最低限にすることで、身の回りがすっきりして、物に意識を奪われる時間がなくなります。
また、「必要のない物は買わない」と強い意志を持てば、買い物にかかる時間とお金を節約することができます。
今注目を集めている、「ミニマリスト」という生き方がこの考え方そのものです。
<プチミニマリストになる方法はこちら>

決断の回数を減らす

人が1日に決断する回数は、35,000回と言われています。
先ほどの「なにを着ようか」も決断です。
他には
- なにを食べようか
- なにを買おうか
- どこに行こうか
- なにをしようか
など、数えればきりがないですね。
決断を35,000回もするということは、それだけ悩む時間があると言えます。
単純に決断する回数を減らせれば、時間も節約できるというわけですね。
1日のスケジュール、1週間のスケジュール、1カ月のスケジュールを明確にすることで、決断回数を減らすことができます。
朝起きたら顔を洗う、朝食を食べる、歯を磨く、着替えるなど、一連の動作を習慣化すれば、次は「何をしようか」など悩まなくてすみます。
これを1日単位、1週間単位、1カ月単位で習慣化できれば、決断を減らし、効率よく行動できるようになります。
まとめ

時間を節約して、ゆとりのある生活を送るためのは、「減らす」を意識することが重要です。
- 服を減らす
- 洗い物を減らす
- スマホ時間を減らす
- 持ち物を減らす
- 決断の回数を減らす
この5つの減らすを意識すれば、大きく時間を節約することができるでしょう。
節約した時間であなたは何をしますか?
<時短家電で夫婦円満の記事はこちら>
