「社内評価を気にして頑張るだけ損になる」不公平・不透明は当たり前

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サラリーマンを何年もしていると「頑張っているのに評価が上がらない」なんてことがありますよね。

しかも頑張れば頑張るほど、難しい仕事ばかりが回ってきて精神的にも体力的にもどんどん追い詰められていく。

このような状況だと「一生懸命頑張っても意味ないよな」と、モチベーションや向上心が低下するのは当然のこと。

こう

やってらんねー

実は頑張っても社内で評価されないのは、あなたのせいではないのです。

今回この記事では、社内評価が不公平・不透明になる原因や、評価を気にせず楽に働く考え方についてお話します。

目次

社内評価が不公平・不透明になる原因

評価は管理職である上司の主観

社内評価基準があっても基準に則して評価されないことが多く、管理職である上司の主観で評価が決められてしまいます。

だから上司の性格によって、あっちの部署は甘い評価で昇格昇給が早い、こっちの部署は辛い評価で昇格昇給が遅いという具合に評価に差がでるのです。

こう

「上司は誰か」によって評価に差が生まれる

結局は年功序列

日本に古くからある評価システムが、この年功序列での評価です。

長く勤めてさえいれば、ある程度のところまでは出世して給料も上がるシステム。

実力や成果は関係がないため、一生懸命頑張っている人からすれば不公平感は半端ないものに。

しかし怠ける人にとっては最高のシステムです。

社内評価基準があるにも関わらず、評価に不公平感や不透明性がでるのは、やはり「上司の主観+年功序列」によるところが一番大きい原因でしょう。

こう

結局、年功序列かよ!

そもそも評価者としての適性がない

評価とは「客観性と公平性」が大原則です。

しかし評価をする上司のすべてが客観性と公平性を持ち合わせている訳でもなく、部下の好き嫌い、合う合わないで評価をする上司も存在します。

だからあなたが一生懸命頑張って成果を上げても、この上司があなたのことを嫌いであれば評価はされません。

このような「評価者としての適性がない上司」の下に付いてしまった場合は、残念ですが諦めましょう。

こう

誰が上司になるかは運しだい

6つの人事評価エラー

評価者である上司の主観や適性に関係する話で、人事評価エラーというものがあります。

この人事評価エラーは、評価者の心理に作用して適正ではない評価を下してしまうケースです。

ハロー効果

評価対象者の目立つ特徴に引きずられて評価をしてしまうというもの。

分かりやすいものと言えば「学歴」でしょう。

「いい大学を卒業していればきっと優秀だろう」「中卒だから仕事ができないだろう」と、1つの特徴で他の評価を歪めてしまう現象です。

寛大化と厳格化

名前の通り、寛大に評価をするか、厳格に評価をするかです。

部下からの反発を恐れるばかりに「寛大に評価してしまう」、逆に自分の威厳を保つために「厳格に評価してしまう」心理状態です。

どちらにしても部下に良い影響を与えないことは確かです。

中心化傾向

5段階評価とかの場合、無難である中央値の3に偏って評価するというものです。

日本人の性格として事なかれ主義であったり同調圧力が背景にあり、極端に悪い評価・極端に良い評価を避ける傾向が顕著に表れた評価です。

論理誤差

簡単に言えば、事実を確認ぜず憶測で評価をしてしまうことです。

ハロー効果と似ていますが、ハロー効果は違う評価項目にも適用することで、論理誤差は同じような物事に対して憶測で評価することです。

  • ハロー効果:イケメンだから仕事もできるだろう
  • 論理誤差:接客が上手だからクレーム対応も上手だろう

近隣誤差

直近に起きた出来事をもとに評価をすることです。

たとえば、全体的な成果は上々なのに、ボーナス査定時期の直前にミスをして評価を下げられてしまうことなどです。

対比誤差

評価をする人が自身と比べて評価をしてしまうことです。

「私はできるのにあいつはできない」「私は苦手だけどあいつは得意」など、自分と相手を比べて評価をしてしまい、過小または過大評価になってしまう恐れがあります。

社内評価なんて気にするだけ損

「一生懸命頑張っているのに評価が上がらない」

悔しい気持ちはよく分かります。

私もそうですから。

しかし今までお話したとおり、評価と言うのは「自分が決めるものではなく、他人である上司が決めること」なのです。

だから評価がいくら不公平であろうと不透明であろうと、どうすることもできないのが実情です。

こう

気にするのはやめよう!

悩むだけ時間のムダ

「なんでだろう・・・」

あなたがいくら考えたって、評価するのはあなたではないので答えはでません。

あなたがどうすることもできないことをいつまでも悩んでいても時間のムダです。

悩む時間を趣味などの自分の時間に替えて楽しんだほうが、人生が充実しますよ。

人生は有限なのですから、他人の評価を気にするよりも自分の人生を大切に!

他人の評価を気にするな、自分の軸で生きよう

他人の評価を気にすると言うことは、他人の考えや思想に左右されると言うこと。

すなわち他人の軸で生きていることになります。

評価が欲しいあまりに他人の思うがままにコントロールされ、機械にはめ込まれた歯車みたいな人生って楽しいですか?

こう

ぼくは楽しくないね!

他人軸で生きていても人生は豊かになりません。

他人からどう評価されようと「あなたはあなた」なのです。

あなたは真面目すぎる

「正直者がバカを見る」

あなたは会社のために仕事のために努力を惜しまず頑張ってきたことでしょう。

資格取得や仕事の知識を身に付けるための勉強も人一倍やってきたと思います。

でも周りを見て下さい。

会社で評価されているのは「あなたみたいに真面目な人ですか?」

違いますよね。

適当で嘘つきで、自分が楽をするために人に仕事を押し付ける、そんな人が評価されています。

真面目でいい人は、他人から見て「使いやすくて都合のいい人」なのです。

まとめ

社内評価とはあなたみたいな真面目で努力家を都合のいいように働かせるためのシステム。

だから社内評価は不公平で不透明なのは当たり前なのです。

そのシステムの歯車にならないためにも、社内評価ではなくて自分の軸で生きることを選択してください。

そうすれば人生はもっと楽しく、豊かなものになりますよ。

<今から完璧主義をやめませんか?>

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