「めんどくさい人間関係はもういらない」孤独力を高めると人生が楽になる

当ページのリンクには広告が含まれています。

生きる上で最もめんどくさいのが人間関係。

「人の抱える悩みやトラブルは、対人関係が原因である」と、『嫌われる勇気』で有名な心理学者・精神科医のアルフレッド・アドラーも言ってますよね。

職場や学校、地域などの人間関係がめんどくさい、手放したいと思うことは誰にでもあります。

でも、、、

  • 「なかま外れはイヤだな」
  • 「周りからどう思われるか気になる」
  • 「嫌われたくない」
  • 「仕事がやりにくくなる」
  • 「誘われないのはさみしい」

こんな理由でしょうがなく愛想笑いを浮かべながら関係を続けている人も多いはずです。

でも、その人間関係、本当に必要ですか?

「人間関係って大事にしないとダメじゃないの?」って思われている方もいるでしょう。しかし、すべての人間関係を大事にすることは、限られた時間をめんどくさい人間に奪われることを意味します。

参考記事:「人生の時間割」残りの時間を有意義に過ごすために「自身の価値観を知る」

すなわち「自分を犠牲にする」「ほんとうに大切な人に時間を使えない」ことと同じなんです。

それに、めんどくさい人間関係を続けることは「我慢」を強いられ「ストレス」をためる元凶にもなります。

「すべての悩みは対人関係である」

よって、めんどくさい人間関係を手放すことができれば、悩みも我慢もストレスも減らすことができて、楽しく生きることができるのです。

そこで今回この記事では、めんどくさい人間関係を手放し、楽に生きるための思考方法についてお話します。

この記事の内容は
  • めんどくさい人間と距離を置く方法
  • 孤独力を高めて人生を楽しむ考え方

いま、人間関係に悩んでいるのなら、読みすすめてください。この記事を読み終わるころには「いま悩んでいることがどうでもいい」と思えるはずです。

\すべての悩みは、対人関係の悩みである/

目次

めんどくさい人間と距離を置く方法

人間関係はめんどくさい
「はぁ~やれやれ」

ここで言う「人間関係を手放す」とは、なにもかも縁を切るという話ではありません。(縁を切ったほうがいい人間関係もありますが、、、)

めんどくさい人間と距離を置いたり、なるべく関わらないようにすることが大切です。

簡単に言えば「必要最低限の関係」にとどめて付き合っていくことですね。

具体的な方法は

  • 必要最低限の付き合いにとどめる
  • いっしょの空間を避ける
  • グループ・派閥に属さない

めんどうな人間関係を断ち切ることで、やりたい事、楽しい事が見つかり、今まで他人に使っていた時間を自分のために使えるようになり、飛躍的に成長できるようになりますからね。

それでは詳しく見ていきましょう。

\孤独は楽しむためにある/

必要最低限の付き合いにとどめる

学校や会社、地域など、どうしても避けられない人間関係があります。なので、やっぱりここは「必要最低限」の考え方が大切になってきます。

  • あいさつだけはする
  • 必要な会話だけにする

このぐらいにとどめましょう。

そして結構重要なのが「こちらのプライベートな情報は教えない」ことです。もちろんSNSでフォローしない・フォローされない、できることなら先制ブロックすることをおすすめします。

学校や会社、地域などの組織の中には少なからずプライベートに首を突っ込んでくるめんどくさい人間が存在します。もしかしたら家族、親族の中にもめんどくさい人間がいる場合もあるでしょう。

めんどくさい人間に限ってこちらに干渉してきたり、余計なお世話を焼いてきたりします。

完全無視を決め込んでもいいのですが、めんどくさい人間は執着・攻撃してくる可能性もあるのでトラブルの原因になったりします。

参考記事:「個の時代だからこそ謙虚であれ」礼節を知れば実は熟す

なので、人としての礼節だけは大切にしつつ、付き合いは必要最低限にとどめるようにしましょう。

付き合いは必要最低限にとどめ、興味を持たれないようにしましょう。

いっしょの空間を避ける

物理的な距離を置くために「いっしょの空間を避ける」ことが大切です。

いっしょの空間にいなければ顔を合わせることもないですし、余計な時間を取られることもありません。

頼まれごとやランチのお誘いなんかも回避することができますのでおすすめです。

私は休憩時間などの自由時間まで干渉されたくないので、めんどくさい人間がいる場合、お昼休憩はもっぱら車の中で取るようにしていました。

めんどくさい人間は近くにいるだけでめんどくさいです。

中には、めんどくさいと思いながらも長々と雑談をしてしまったり、ランチの誘いを断れない方もいると思います。

なので、頼まれごとやランチのお誘いなど、断りづらい方は物理的距離を置くようにしましょう。

なるべく近くにいないこと、いっしょの空間を避けることを心がけましょう。

グループ・派閥には属さない

グループや派閥の中はめんどくさい人間関係の巣窟なので、中立的な立場を示し特定のグループや派閥に属さないようにすることが大切です。

グループや派閥に属していると必ずジャイアン的・スネオ的な存在が現れます。

今までの経験上、ジャイアン的・スネオ的な人間は「仕切りたがり」「高圧的」「怒りっぽい」「自己中心的」「人の気持ちがわからない」「粘着気質」など、めんどくさい人間が多いです。

ジャイアン的・スネオ的な存在、すなわち、ボス的な人間はグループ内の人間をまるで「部下」や「家来」のように扱います。すべて自分の思い通りになると思っているのです。

日本人の大好きな「協調性」

「みんなで」とか「一丸となって」とか、協調性を強要されてもはっきり言ってめんどくさいですよね。

それと相手を気持ちよくさせるためだけに、思ってもいないことを言わなくてはならない、社交辞令なんてほんとめんどうです。

グループ・派閥に属しているとこんな古い風習がいまでも残っているので、気疲れとストレスの原因となります。

なので私は、はなっから特定のグループや派閥には所属しません。いわゆる「一匹オオカミ」がとても楽なのです。

一匹オオカミなら、グループのボス的存在のコントロール下に入らなくてすむ。

孤独力を高めて人生を楽しむ考え方

孤独力
孤独力があれば解放される

めんどくさい人間関係から抜け出せない原因は「孤独」を極端に恐れるからなのです。

「孤独死」「おひとり様」「ぼっち」に代表されるように、孤独はさみしいもの、孤独はいけないもの、孤独は悪いものというある種、強迫観念が私たちの中に存在しています。

めんどくさい人間関係と孤独に対する強迫観念の矛盾が、現代の日本における心の病気を生み出しているとも言えます。

いつも誰かと繋がっていなくてはならない、めんどくさい人間関係でも孤独を紛らわしてくれるのではないかと手放すことができない。

SNSでいつも誰かと繋がっていても、心の中にある漠然とした不安は増すばかり。そして、孤独を恐れるがゆえに心はどんどんめんどくさい人間関係を引き寄せてしまう。

だから、めんどくさい人間関係を手放すのと同時に、孤独に対する耐性「孤独力」を高めることが重要なのです。

孤独はけして悪いことではありません。むしろ、私たちが他者依存から脱却し、ほんとうの意味で自立するためには孤独が必要です。

ここでは、孤独を楽しんでいける考え方をお話します。

ひとりの時間を増やして慣れる

孤独が怖いというのは、要は、慣れていないからです。

私はひとりでいることに寂しさも不安も感じていません。もっと言えば、1時間でも2時間でも長くひとりでいたい、早くひとりになりたいと思っているぐらいです。

慣れればなんてことはありません。

まずは、毎日少しずつひとりの時間を増やしていきましょう。

ひとりでできる趣味を見つけるのも効果的です。なにも「ひとり=部屋に閉じこもる」ではありません。ひとりで買い物に行ったり、釣りやアウトドアを楽しむのもいいでしょう。もちろん映画鑑賞や読書なんかもOKです。

私の場合は「12時間耐久ひとりフィッシング」「ひとり飲み歩きツアー」「ひとりBBQ祭り」なんかを定期的に開催しています。

「ひとりだからゆっくり楽しめる」

こう考えられるようになると、ひとりが楽しくなります。

ひとりだから成長できる

ひとりだと何をするにしてもひとりでしなければいけません。これが結構、成長に繋がります。

  • わからないことは自分で調べる
  • 初めてのことに挑戦する
  • 成功も失敗もすべて自分

こんな風に、計画から準備、実行まですべて自分です。成功したら素直によろこべるし、失敗したら「つぎはうまくやってやる!」と楽しくなります。

人と行動をしていると、ついつい人を頼ってしまうことがありますよね。この人を頼る意識の積み重ねが「ひとりではなにもできない」「自分は自信がない」と他者依存につながっていきます。

ひとりだと「だれのせいにもできない」

ひとりで思考錯誤して楽しめるから成長できるのです。

ひとりだからすべて自分基準。ひとりだからやりたいことができる。誰かに気をつかうことも誰かに忖度することもありません。だから楽しいのです。

そして、ひとりでなんでもできるようになる。これが自信につながっていきます

自分を知ることができる

自分と向き合う時間は、心理学的にとても大切な時間です。

各依存症患者に「内観療法」という心理治療をおこなったり、マインドフルネス(瞑想)によって集中力を高める効果を得たりするのも、自分と向き合う時間です。

内観療法は、症状や問題行動にあえて焦点を当てず(症状不問)、患者さんの固定化した視点を転換させることにより治療効果を生み、治療の結果、認知が修正され精神症状・身体症状が改善するのみならず行動や生活・生き方が変わるという点が特徴です。

慶應義塾大学病院KOMPAS

世界的に有名な

  • アップル創業者のスティーブ・ジョブズ
  • マイクロソフト社のビル・ゲイツ
  • モデルのミランダ・カー

などの著名人や世界的企業のグーグルやインテル、メタ・プラットフォームズ(旧称フェイスブック)もマインドフルネスを取り入れて大きな成果を上げています。

マインドフルネスは研究機関でもストレス軽減やうつ病予防に有効なことが実証されています。[慶應義塾大学ストレス研究センター]

「自分を知ることができる」

孤独であれば、このひとりの時間を活かして「自分を知る」機会となり、精神的な安定につながります。

これからの時代に必要なのは「孤独力」

ひとりを知る
ひとりを知る

あなたが「一人が楽」と思えるのは自然なことで、恥ずかしいことではありません。

むしろ、集団の中で自分を押し殺して生きている方が不自然です。早い段階で集団を抜け出し孤独力を高めたあなたは、これから自分の軸を持って楽しく生きていけるでしょう。

私たちは「集団行動のできる人間こそが、社会に適合した大人」という常識の中で生きてきました。

社会性、協調性は確かに大切ですが、度が過ぎるとただの同調圧力でしかありません。この記事「利用されるぐらいなら縁を切れ」あなたの力は必要としてくれる人に使えにも書いたとおり、社会性・協調性の同調圧力はあなたを縛り付ける鎖なのです。

この記事を読んでいるあなたは、圧倒的に1人のほうが楽な方でしょう。

  • ひとりは寂しそう
  • 孤独はつらい

と思うのは、実はあなたの考えではなく同調圧力で植えつけられた世間のイメージです。

集団で楽しそうに騒いでいる若者、一見楽しそうに見えます。

しかし、心の中では「つまらない」「早く帰ってゲームがしたい」と思っている人も少なからずいるはずです。

  • ノリの悪いヤツと思われたくない
  • 誘われなくなったらイヤだ

こんな理由で、楽しくもない集まりに参加しているのは、はっきり言って時間のムダですよね。

現在、集団から個の時代へ変わりつつあります。

1人の時間を楽しむことのできる人は他人に左右されることなく、自分の時間を有意義に過ごすことができ、人生の可能性が広がります。

自分を楽しむ力、それが孤独力です。

自分の軸をしっかりと持っていれば孤独も怖くない

自分の軸をしっかりと持っていれば他人を気にすることがなくなり、孤独を恐れる必要がなくなります。

参考記事:[ブレない人はちゃんと自分の軸で生きています]

めんどくさい人間関係を断ち切ろうと思ってもできないのは、孤独が怖いからでしたよね。

孤独が怖いと思う方は他人に依存して生きてきたせいで、自分のやりたい事がわからなくて不安なだけであり、現状を突破する力を失っています。

少しでも楽しい事、楽しそうな事があればどんどん挑戦していけば、めんどくさい人間関係に構っていられなくなり、本当に必要な人間関係だけが残るのです。

そして、かえって孤独である方が、自分の好きなことができて有意義な時間を過ごせるようになります。

他人はあなたの責任をとってはくれない

私たちがいくらそのめんどくさい人間に気を使っても、その人はあなたの人生の責任をとってはくれません。

私たちがめんどくさい人間関係を手放そうとすれば、それを止める人間が必ず現れます。

私たちを止める人間は、私たちのためを思っているのではなく、自分の環境が変わることが怖いだけなのです。

相手もまた、私たちに依存しているということです。

そんなめんどくさい人間といつまでも関係を続けていても、私たちの行動の足かせにしかなりません。

もうそんな人間関係に悩まないで、きれいさっぱり忘れることが大切です。

めんどくさい人間関係を手放し、孤独を楽しむ準備はできましたか?

自由時間
ひとりは自由時間

めんどくさい人間関係を手放しても、なんら問題はありません。

人間関係がめんどくさいと感じる私たちは、ただ単に周りとレベルが合わなくなったでけで、私たちはさらなる成長の段階にあるということです。

今回の記事を簡単にまとめると

めんどくさい人間と距離を置く方法
  • 最低限の付き合いにとどめる
  • いっしょの空間を避ける
  • グループ・派閥には属さない
孤独力を高めて人生を楽しむ考え方
  • ひとりの時間を増やして慣れる
  • ひとりだから成長できる
  • 自分を知ることができる
これからの時代に必要なのは「孤独力」
  • 自分の軸をしっかりと持っていれば孤独も怖くない
  • 他人はあなたの人生の責任をとってはくれない

あなたが、あなたらしく自分の人生を楽に生きたいと思うのであれば、めんどくさい人間関係を手放し孤独力を高めることが大切ですね。

あと、人生をより良いものにするためには、少しでも「なりたい自分」になることが大切です。

関連記事を貼っておきますので、性格を変えて人生を良くしたいと思う方は読んでください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次