人生うまくいってる人って持ち物が少なくてシンプルなんですよね。
- ミニマリストとは?
- 成功者はミニマリスト
- ミニマリストがうまくいく理由
- プチから始めるミニマリスト
人の精神状態が、部屋の状態だったり持ち物や服装に現れることはご存じですか?
ミニマリストは、うまく心理作用を使ってムダをなくし、シンプルな環境を作って人生を好循環させるスキルです。
今回この記事では、人生を変えたい人がすべきミニマリストの生き方について解説します。
この記事を読めば、部屋や持ち物がスッキリするだけではなく、成功者マインドに近づくことができます。
ミニマリストとは?
ミニマリストとは、必要最低限の物で暮らす人のこと。ミニマル(最小限の)と人を掛け合わせた言葉。
物を減らすことだけに注目されてしまいますが、ミニマリストは行動の法則そのものです。
物質的、精神的、人間関係においてなにが自分にとって大切かを見極め、本当に必要なことだけをそばに置き、豊かな人生を送ることがミニマリストの本質だと言えます。
成功者はだいたいミニマリスト
日本を始め、世界の成功者はミニマリストが多いです。
その理由は、起業家や経営者は忙しい中で素早く合理的な決断をすることから、「やらないこと」を決めるミニマリストの考え方ととても相性が良いのです。
「より少なく、しかしより良く」の考え方が、仕事の効率化、生活の質の向上に最適なんですね!
ミニマリストがうまくいく3つの理由
ミニマリストにはつぎのようなメリットがあります。
- 取捨選択ができる
- 時間とお金を「投資」できる
- 集中力が上がる
この3つがミニマリスト最大のメリットであり、人生の好循環を生み出すシステム。
逆に、このミニマリストの生き方ができないと、人生を好転させるのは難しいと言えます。
それでは掘り下げて解説します。
瞬時に取捨選択できる
取捨選択(しゅしゃせんたく)とは、取るべきものと捨てるべきものとを選択すること。
大切なのは「自分にとってなにが不要か」を考えること。
人生を変えたい!と思っても変えられない人の9割は、「なにが必要か」を真っ先に考えてしまう傾向にあります。
そうなると「これもあれも必要っちゃ必要だよね」と捨てることができません。結局今までどおりでなにも変わりません。
何も捨てることが出来ない人には何も変えることは出来ないだろう
【アルミン・アルレルト】
ぼくの好きな名言のひとつ!
ミニマリストの思考法が徐々に身に付いてくれば、「これ必要か?」と考えることができるようになり、最終的には本当に「必要なもの・大切なもの」のはっきりとした基準が出来上がります。
あとは基準にそって判断すればいいだけなので、不要なものはなくなり、新たに手に取ることもなくなります。
時間とお金を「投資」できる
時間とお金は人生を変える上でもっとも重要です。
成功者をはじめ、人生を変えることのできる人は例外なく「時間とお金」を大切に生きています。そのもっともなる生き方がミニマリストなんですよね。
時間とお金にはつぎの3つの使い方があります。
- 浪費
- 消費
- 投資
ミニマリストが定着すると、自分の基準で物事を決断できるので迷う時間がなくなるし、不要なモノ・コト・ヒトにお金を使うこともありません。
浪費がなくなり消費も抑えられるのはもちろん、将来的にリターンを受け取れる「投資思考」が身に付きます。
投資の考え方ができると、人生を良くするために時間とお金を使えるようになります。
集中力が上がる
ミニマリストは自分のすべきことが明確です。なので、あれやこれやと惑わされることなく集中できるようになります。
要は、自分の人生を変える行動に集中できると言うこと。
集中力は誘惑の数だけ途切れます。
YouTubeだったりSNS、はたまた飲み会のお誘いなどがいい例です。誘惑ばかりだと「人生を変えること」に集中できません。
ミニマリストが物を極力持たないのは、目に入って来る誘惑を意図的に断ち切り、集中できる環境を自ら作り出していると言えるでしょう。
「プチ」から始めるミニマリスト
プチミニマリストになるためには、「意識」が大切です。
なぜなら、人間には物欲があります。一時的に断捨離をして物を減らせても、意識が続かない限り元に戻ってしまうからです。
ここからは、誰にでも簡単にゆるくできる「プチミニマリスト」になるための方法を解説します。
まずは、今ある物を減らしていきましょう。
部屋の中を見回してみてください。
- 古い雑誌や本、教科書
- 使っていない家電、壊れた家電
- 書けないボールペン
- 何年も着ていない服
- 履いていない靴
- 使わない健康器具
- 出番のない食器
その他にも、たくさん不要な物があると思います。
考え方として、「無くても困らない物」はすべて不要な物と判断します。
「まだ使えるかも」「使うときがくるかも」の考え方も不要です。
使えない物は処分する
まだ使える物と壊れて使えない物と分別して、壊れて使えない物は処分します。
処分に困るものなどは、地元の不用品回収業者に依頼するのも1つの方法です。地元の不用品回収業者に依頼する場合、家まで引き取りに来てくれて軽トラック山盛りで3万円前後が相場です。
地元の回収業者などが分からない場合は、全国対応の「不用品回収サービス」があります。
使える物は売る
まだ使える物は、メルカリなどのフリマアプリに出品したり、近所のリサイクルショップで売ってしまいます。
押し入れの中で眠らせていても、1円の価値もありません。不要な物は、思い切ってフリマアプリやリサイクルショップで処分しましょう。あなたが不要な物でも欲しいと思って買ってくれる人はいます。
ぼくはいらないものを売ったら10万円ぐらいになりました。
物が減ればスッキリする
無くても困らない物を手放すだけで、あなたの部屋は見違えるほどスッキリします。
気持ちにもゆとりが生まれます。
プチミニマリストの方が洗練された雰囲気があるのは、この「気持ちのゆとり」があるからです。
今まで物で溢れかえっていて「友達も呼べない」と思っていた方でも、これで友達が呼べる部屋になりますね。
しかし、気をつけて頂きたいことが1つあります。
それは部屋がスッキリすると「新しい物が欲しくなる」ことです。
次の章では、物を買うときに気をつけることについてお話します。
物を買うときに気をつけること
代用できないかを考える
例えばあなたは、「ヤカンが欲しい」と思いました。
ヤカンの用途はお湯を沸かすことですよね。
お湯を沸かすだけなら、今持っている鍋で代用できます。
こんなふうに今持っている物で代用できないかを考えれば、「買わなくてもいいな」と思えるようになります。
使う機能を考える
洗濯機や冷蔵庫など最新の電化製品は多機能であるかわりに値段が高くなるなります。
備わっている機能が、自分に必要なものなのかよく考えてから購入しましょう。
我が家では結婚した際に、乾燥機能付きドラム式洗濯機を購入しましたが、乾燥機能は使っていません。
必要のないムダな機能が備わっているだけで数万円も高くなります。
自分に必要な機能を見極める力が大切ですね。
大事に長く使える物を買う
流行りで服や靴などを買う方も多いでしょう。
しかし、流行りで買った服などは、翌年のシーズンには着れなくなります。
流行りに流されずに自分のスタイルで選ぶことを心がけましょう。
買うときには、本当に大事に長く使える物を買うことで結果的に節約にもなります。
<流行りに流されない生き方がかっこいい>
【まとめ】人生の成功者はミニマリスト
物に囲まれた生活は、一見華やかで贅沢にも見えますが、物に意識を削られて心が消耗していきます。
本当の豊かさとは物ではなく、「心のゆとり」ですね。
人生を変えたいと本気で思ったのなら「やらないこと」を決めてしまいましょう。やることが減ると人生はシンプルになり、本来集中すべきところに集中できるようになります。
こうなれば加速度的に人生は変化していきます。
<理想はスナフキン>